ブックオフせどりには、以下のような利点があります。
店舗の数が多い
ブックオフは、とにかく店舗がたくさんあります。
そのため、仕事の帰りに立ち寄ることなどもやりやすくなっています。
特に、首都圏やそれに近い県であれば、1県辺り40以上もの店舗があったりするので、1日かけても回りきるのが無理なほどです。
もし車を持っていなくても、首都圏近辺に住んでいれば、電車+徒歩でも回れるでしょう。
商品の数が多い
ブックオフは買い取りがメインですから、常に新しい商品が入荷しています。
さらに、買い取り量も多いので、その分商品の数も大量にあります。
ですから、競合が大量に仕入れをしていたとしても、こちらも十分に仕入れられます。
また、「仕入れに行ったが、見付からなかった」ということもめったにありません。
仕入れ値が低い
ブックオフは、家電量販店と比べて仕入れ値が低くなっています。
セール時になると、本が100円以下で売られていたりするので、利益が出しやすくなっています。
また、書き込みのある本や、ディスクに傷のあるCDなどは、さらに値下げされます。
次に、ブックオフせどりの難点について見ていきましょう。
大量に仕入れるのは困難
ブックオフでは中古商品を扱っているので、同じ商品をいくつも仕入れることはできません。
多くても、2~3点くらいでしょう。
とはいえ、これは競合にも同じことがいえるので、「極端な値下げ競争が起きにくい」「仕入れた商品が売れずに不良在庫になる可能性が低い」という裏返しの利点もあります。
検品に手間がかかる
本であれば、ページが破れていたり、書き込みがある場合もあります。
特に、入試の問題集などは書き込みがある可能性が高いので、入念な検品が必要です。
また、CDおよびDVDであれば、ディスクの傷や付録の有無などを確認しなければなりません。
特に、初回限定版であれば、付録の有無で数千円も値段が違ってきます。
ですから、これらも検品は必須といえます。
ビームせどりが禁止されている店舗がある
店舗によっては、ビームせどり禁止の貼り紙がしてあったり、店員に注意されることがあります。
その理由としては、「マナーの悪いせどらーが、一般のお客さんの邪魔をしていた」などが挙げられます。
ただし、これは「絶対にダメ」というわけではなく、「なるべくやめてください」というニュアンスが近いでしょう。