利益を出せば税金がかかる
FXはネット副業として注目されていますが、取引で得た利益は課税対象所得になります。また、海外の業者と取引をすると課税対象所得の金額が大きくなれば税率も上がり、損失を出しても通算できないため出金のタイミングを正しく決めることが重要です。
FXは2つの国の通貨ペアを選ぶ方法だけでなく、コモディティなどもあるため好みに合わせて決めると選択肢を増やせます。
税金は年間でサラリーマンなど収入があれば20万円以上で、なければ38万円以上になりきちんと確定申告をすることが必要です。
確定申告の方法は書類に記入し証明書を提出しないといけないため、初心者であれば税務署に相談するとアドバイスをしてもらえます。課税対象所得は出金のタイミングになり、来年の収入の予測をして困らないよう金銭計画を立てることが大事です。
詐欺にあうと逆効果になる
FXは国内だけでなく海外の業者もありますが、実際には詐欺のリスクがあり慎重に選ぶ必要があります。
特に金融ライセンスがない場合は出金や約定を拒否され、トレーダーに入金させて資金をそのままだまし取るケースが多いです。
資金管理の方法は信託保全が義務化されていないため、倒産するとそのまま返金されなくなります。また、他社で利益を出して出金してしまうと損失を出しても通算できず、課税対象所得が変わらずに多くの税金がかかり逆効果です。
利益の状況は税務署にきちんと把握されているため、不正行為をせずに定められた時期に申告の手続きを完了させないといけません。
また、海外の業者は国内の金融庁の許可を受けていないため、利用する際には自己責任でしないといけないため注意が必要です。
勧誘には注意しよう
最近ではスマホを使った副業詐欺の勧誘が増え、FXに関するものも多いです。
このため、LINEやTwitterなどのSNSや見覚えがないメールなどで案内されやすく、誰でも簡単な作業で多くのお金を稼げることをアピールしています。
このパターンであれば怪しいと感じたら消費者庁や警察などにも相談でき、アドバイスを参考にすると対処の方法が分かって便利です。
副業でFXをするときはパソコンだけでなくスマホでもできるため、場所を選ばずにスキマ時間で取引ができます。
しかし、課税対象所得になることや詐欺の勧誘も多く、ある程度の知識をつけてからするようにしないといけません。
勧誘は先にツールなどを購入させたり前金の支払いを求めてきますが、返金保証がないものは怪しいと考えることが望ましいです。